セーフティカーによる3ラップの先導を挟んだ後に、ストレート上でグリーンフラッグが振られ、5ラップ目からレースが再開された。1コーナーの進入でリーダーの#99KEN YAMAMOTOに対し、#10MOTOKI TAKAMIが詰め寄った。少し離れて3位#16 岸本裕之、4位#27 眞野壮一郎、5位#92RASSET、そして6位の#33 オオタユウキに7位#62KUMA までが、トップから10秒差に収まっていた。
5ラップ目をコンプリートして6ラップ目を迎えたストレートで、最終コーナーから積極的に仕掛けた#10MOTOKI TAKAMIが、前を行く#99KEN YAMAMOTOのスリップストリームに入った。#99KEN YAMAMOTOもブロックラインをとるが、アウト側から#10MOTOKITAKAMIがレイトブレーキングで仕掛け、1コーナーの立ち上がりでアウトにややはらむがもちこたたまま、2コーナーで#99KEN YAMAMOTOを抑えてトップに立った。すかさず#99KEN YAMAMOTOが追撃態勢をとるが、この日を通じて車のセッティングをまとめ上げた#10 MOTOKI TAKAMIに、最終コーナーからストレートにかけてコンマ数秒づつ離される展開となる。#10MOTOKITAKAMIはファイナルラップまでに2.2秒以上の差を稼ぎ、そのままリードを守り切って前戦の雪辱となるチェッカーを受けた。