Porsche Sprint Challenge Japan

2022 第7戦(鈴鹿) 決勝レポート

第7戦 決勝レース:
時間 12:04 スタート/天候: 晴/路面 :ドライ/気温 :29℃/路面温度 :40℃

予想以上に気温が上がりドライバーにも、タイヤにも厳しいコンディションとなった第7戦。ローリング形式でのスタートは、後方と上手く間合いをとって絶妙なダッシュを見せた#10 MOTOKI TAKAMIがホールショットを奪い、#99 KEN YAMAMOTO も懸命に追う。

トップ2から少し離れた3 番手争いは、#9 小林賢二を先頭に、#44HISATEA、#84 Masa TAGA、そして#77 MUSASHI がテール to ノーズの状態で連なっていく。一方GT3―IIクラスはスタート直後のS字カーブで#76 高木啓一郎が#66 荻原秀樹をかわしてトップを奪取する。

ところが3周目のデグナーカーブの入り口で、アウトにラインを外した#9 小林賢二のインを#44 HISATEAが突くも軽く接触。たまらず両車はスピンするのだが、運悪くコース上にストップしてしまった#44 HISATEAに後続の#6 BANKCYが避けきれずに接触。コース上にデブリが散乱したため、SCが導入された。

6周目の再スタートでも、見事なダッシュを見せた#10 MOTOKI TAKAMIが#99 KEN YAMAMOTOに対してマージンを取ったままトップを死守。3位争いは#84 Masa TAGA を僅差で追っていた#55 タナカセイヤが、スプーンカーブでオーバーランした#84Masa TAGAをパスし3位に浮上する。

GT3―IIクラスでも再スタート後に#66 荻原秀樹が#76 高木啓一郎のミスを見逃さずクラストップに浮上。ところがスプーンカーブで#66 荻原秀樹がオーバーランをしてしまい、#76 高木啓一郎が再びクラストップを奪い返した。

結局レースはスタートから終始安定したラップを刻んだ#10MOTOKI TAKAMIがポール to フィニッシュで第6戦富士に続き優勝。2位には#99 KEN YAMAMOTOが入った。そして3位には9周目のダンロップコーナーで#55 タナカセイヤをパスした#84 MasaTAGAが入っている。

GT3―IIクラスでは、終始テール to ノーズの争いを演じた#76 高木啓一郎が#66 荻原秀樹を抑えて優勝。GT4クラスは最終ラップで総合14位までジャンプアップした#71 山本聖渚がクラストップでゴールしている。

第7戦 ドライバーコメント

GT3-Iクラス1位 #10 MOTOKI TAKAMI選手
ローリングスタートは、前の富士しか経験がないのでシグナルが変わるタイミングで踏もうと。あまり周りは見ていなかったけど結果として良いスタートが切れました。もしかしたら途中でSCが入るかもと心積りをしていたので、落ち着いてレースができたのも良かったと思います。
GT3-Iクラス3位 #84 Masa TAGA選手
チャンスが来ると待っていたら、前でミスされたタイミングに乗じて抜くことができました。ただ自分のタイヤもタレていたのでギリギリでしたが、なんとか生き残りました(笑)。昨日からなかなかいうことを聞いてくれないマシンを上手く対処してくれたチームに感謝しています。
GT3-Ⅱクラス1位 #76 高木 啓一郎選手
スタート後に#66 荻原秀樹選手をS 字で抜いてから、ずっと後ろに付かれていたので、いつ抜かれるか心配でした。実は再スタート後の1コーナーでオーバーランして抜かれてしまったのですが、その後で#66 荻原秀樹選手もオーバーランしたので再度抜き返せた。緊張するレースでした。
GT4クラス1位 #71 山本 聖渚選手
予選で気になった部分のセッティングを変えたらアンダーが強くなったのと、路面温度が高くなってタイヤに厳しくなったこともあり、気を抜けないレースでした。この経験を生かして午後に繋げたいですね。最後、前方の混乱を上手く回避してポジションアップできたのは良かったです。

SNS

ポルシェジャパンでは、PCCJ/PSCJの熱戦の模様を、「モータースポーツジャパン」アカウントにて配信しております。ぜひ、フォローしていただき、年間を通して繰り広げられるドラマにご注目ください。

Contact

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)事務局

〒259-0157 神奈川県足柄上郡中井町境405(コックス株式会社 内)

電話:0465-80-3808 FAX: 0465-80-1202

受付時間: 10:00~18:00(土・日・祝日・夏季・年末年始を除く)

上記時間外についてはメールにてお問い合わせください

E-mail:pccj@cox.co.jp