各車とも1コーナーへの加速と進入はクリーンで、3番手グリッドからスタートした#26橋村剛選手の前に出た#77 MUSASHI選手が、早々に2位を行く#16岸本裕之選手をプッシュする。ポールからスタートした#99 KEN YAMAMOTOは序盤から目ざましい速さを見せ、セクター2、セクター3と徐々にセカンドグループとの差を広げていく。またオープニングラップでは、オープンクラスの#3 TETSUO OGINO選手が#22小山雅也選手を抜いて10位へとひとつポジションを上げ、ベテラン勢2台がルーキーの#7今野智選手を激しいプレッシャーをかける展開となった。
2周を終えた時点で、リーダーの#99 KEN YAMAMOTOは5.443秒のビハインドを浴びせ、徐々に独走態勢を築く。2位争いは#16岸本に#77MUSASHIがテール・トゥ・ノーズで詰め寄り、気の抜けない展開が続く。やや間が空いて4位争いは#26橋村、#76高木啓一郎選手、#27眞野壮一郎選手がそれぞれ1秒強差のほぼ等間隔で並ぶ。