こうして18台になったマシンは、14時39分にローリングスタート。シグナルがグリーンに変わるとともに、見事な加速を見せた#80 濱口を先頭に1コーナーへとグリッド順のまま入っていく。そこで気迫を見せたのが#99 KEN YAMAMOTOで、逃げを打つ#80 濱口を逃さまいと0.6秒の差で食らいつく。また後方では、#44 HISATEA、#55 SEIYA TANAKA、#77 MUSASHIによる3番手争い、#7 今野 智、#27 眞野壮一郎、#17 AGによる8位争いも熱を帯びている。
そして2周目に2分10秒230のファステストラップを記録した#99 KEN YAMAMOTOは、そのままの勢いでピタリと#80 濱口の背後につくと、3周目のホームストレートで見事なオーバーテイクを披露。その後は#80 濱口の猛烈な追い上げを受けながら、3位以下を大きく引き離していく。