Porsche Sprint Challenge Japan(PSCJ)第2戦の決勝レースが、3月31日、14時23分から行われた。このレースのスターティンググリッドは、直前に行われた第1戦のベストラップで決まり、ポールポジションは開幕戦を2位でフィニッシュした#98 IKARIが獲得。これに、#4 今田信宏、#77 MUSASHI、そして、#15 神取彦一郎が続いた。
開幕戦とはポールポジションと2番手が入れ替わるかたちとなった第2戦は、#98 IKARIが無難にローリングスタートを決め、後続もとくに混乱なく1コーナーに飛び込んでいく。午前の予選ではABSに不安を抱えていた#98 IKARIだったが、第1レースを終えるころにはほぼ完調となり、序盤からペースが上がる。これについていけるのは#4 今田だけで、上位2台と3番手を走る#77 MUSASHIとの差はすぐに開いていった。
レース中盤になっても#98 IKARIの勢いは衰えを見せず、1分33秒台を連発。2番手の#4 今田との差もじわじわと広がっていく。そして9周目にはコースレコードとなる1分33秒256をマークし、最終的には#4 今田との差を3秒789にまで広げて、ポール・トゥ・ウィンを獲得してみせた。#77 MUSASHIはトップから13秒568遅れの3位でゴール。このレースで最も白熱したのが4番手争いで、#15 神取が#9 小林賢二、#93 松島 豊を抑えきり、4位でレースを終えている。オープンクラスの#93 松島は第1レースから、総合順位で1つポジションを上げて6位でフィニッシュした。
岡山ラウンドを振り返ると、ともにPCCJにも参戦する#98 IKARIと#4 今田の首位争いが繰り広げられたが、次戦のツインリンクもてぎラウンドは#4 今田が欠席の予定。これで#98 IKARIの独走となるのか、それとも#98 IKARIの勝利を阻む者が現れるのか興味は尽きない。注目の第3-4戦は4月21日(日)の開催である。
第2戦は、午前のレースよりもフロントのグリップ感が上がっていたので、ラップタイムが上がるかなと思ったのですが、実際は予想ほどペースが上がらず、約束の1分32秒台には届きませんでした。ただ、まともにテストもできずに乗り換えた2015年モデルは、最後は良く期待に応えてくれました。2週間後には同じ岡山国際サーキットでPCCJの開幕戦があるので、良い流れをうまくつないでいきたいと思います。
ポールポジションのIKARI選手にプレッシャーを与え続けてミスを待つ、という作戦でしたが、プレッシャーを与えるどころか、周回を重ねるごとにズルズルと離されてしまいました。2位という結果はとても悔しいです。ラップタイムを追うと、予選よりもペースが遅く、バトルをしているうちに、どこかでリズムが狂ってしまったのかもしれません。今年で4年目ですので、そのあたりをしっかり学んで、良いバトルができるようにしたいと思います。
Type 991のカップカーにやっと慣れてきたという印象です。今回はミスもなく無難にレースを終えたのですが、誰とも絡めなかったのが寂しい(笑) なんとか前の2台にはついていきたかったですね。次回のツインリンクもてぎはブレーキが要(かなめ)なので、ブレーキを重点的に頑張りたいと思います。
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