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Porsche - ポルシェ スプリント チャレンジ ジャパン - ポルシェ スプリント チャレンジ ジャパン 2019 第7戦(もてぎ) 決勝レースレポート

2019 第7戦(もてぎ) 決勝レースレポート

第7戦 決勝レース:時間12:19-12:41(10周) / 天候:曇り / 路面:ウェット

Porsche Sprint Challenge Japan(PSCJ)第7戦の決勝レースが、7月7日(日)にツインリンクもてぎで行われた。約3時間前に行われた予選で、ポールポジションを獲得したのは「GT3-Iクラス」が#98 IKARI、「GT4クラス」はポルシェジャパンジュニアドライバーの#19 石坂瑞基。

小雨がパラつくなか決勝レースを迎えたPSCJは、全車レインタイヤを装着してグリッドに整列し、ペースカーに先導されて1周のフォーメーションラップの後、ローリングスタートで決勝の火蓋が切られる。「GT3-Iクラス」は、ポールポジションの#98 IKARIが好スタートを見せて、2番手以下を引き離しに掛かる。そのペースは他のドライバーと別次元といえ、3周目終了時点でトップ#98 IKARIと2番手#9 小林賢二との差は約8秒。周回を重ねる毎に、その差はさらに広がっていき、レース中盤となる5周目には約12秒差となっていた。結果、ゴールしたときの2番手との差は約27秒となり、#98 IKARIは完璧な独走態勢で今シーズン4勝目を飾った。

2位争いは、2番手グリッドスタートの#9 小林賢二と3番手グリッドスタートの#63 長嶋重登の間で展開された。二人の差は0秒5前後で、前を行く#9 小林は#63 長嶋を抑えながら周回を重ねていたが、9周目の1〜2コーナーでアウト側に若干膨らんだ#9 小林のインに#63 長嶋が飛び込む。これで前に出た#63 長嶋は、そのまま逃げ切り2位でゴール。

この結果、残り2戦でランキング2位の#9 小林がポイント差的に逆転するのは不可能となり、#98 IKARIが「GT3-Iクラス」のシリーズチャンピオンを獲得した。

一方、2大会目となった「GT4クラス」はGT3車両のグリッド後方にマシンを並べローリング方式でスタート。ポールポジションの#19 石坂瑞基は1コーナーでGT3マシンに引っかかってしまい、その隙に#11 山野直也がトップに立つ。結果、予選とは逆の立場となり、#19 石坂が#11 山野を追いかける展開に。そして背後からチャンスを伺っていた#19 石坂は、5周目のダウンヒルストレートで#11 山野に並び90度コーナーでオーバーテイクに成功。トップに立った#19 石坂は、その後#11 山野を引き離していき、前戦からの2連勝を達成した。

第7戦 決勝レース 上位ドライバーコメント

GT3-Iクラス 優勝 #98 IKARI

スタートでミスをしないように慎重に行きました。結果、スタートを無難に切ることができ、その後はゴールを目指して全力で走り切り、優勝することができました。そして、シリーズチャンピオンも獲得することができて、とても嬉しいです。かなり焦りました。この勢いで、メインで参戦しているPCCJのチャンピオンも獲れるように、これからも精進していきたいと思います。

GT3-Iクラス 2位 #63 長嶋重登

今日は小林選手の背後から様子を伺いながら、プレッシャーを与えていました。それで、9周目の1〜2コーナーで小林選手が若干膨らんだので前に出ることができました。でも、本当に抜くのには苦労をしました。2位表彰台を獲得できたので、次のレースでも確実に表彰台を獲得したいですね。

GT3-Iクラス 3位 #9 小林賢二

レース前半に離せるかなと思っていたのですが、なかなか差を広げることができず、最終的に抜かれてしまいました。1〜2コーナーでブレーキングが少し早かったようで、長嶋選手にインを着かれてしまいました。抜かれた後はペースが上がらずに、着いていくのがやっとという状態でした。なんとか次のレースでは挽回したいですね。

GT4クラス 1位 #19 石坂瑞基

スタート直後に、前のクルマに引っかかってしまい、その間にアウトから山野選手に抜かれてしまいました。でも、そこから自分のペースを作っていき、自分のクルマの方が速い部分も分かってきたので、そこをうまく使って前に出ようと考えていました。それで狙い通り、ダウンヒルストレートから90度コーナーでアウトから並んで抜くことができました。優勝できて本当に嬉しいです。

GT4クラス 2位 #11 山野直也

スタートで若干渋滞していたので、うまくアウト側から石坂選手を抜くことができました。でも、その後は思ったようにペースが上がらなくて苦労したのですが、結果的にレース中盤に石坂選手に抜かれてしまいました。抜かれた後は、若干離れてしまったこともあるので、今回のレースでの反省を生かして次のレースに繋げたいと思います。

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Porsche Sprint Challenge Japan

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