ローリングスタートにより火蓋が切られた第2戦の決勝レースは、初戦同様、ポールポジションの#21 銘苅が無難なスタートを決めたかに見えたが、1コーナーの進入でミスしオーバーラン。これがもとで#12 Stanleyと#86 福田の先行を許すことに。トップに躍り出た#12 Stanleyはニュータイヤを武器に2位との差を広げようとするが、勢い余ってダンロップコーナーでコースアウトし、この隙に#86 福田がトップ、#21 銘苅が2番手までポジションを戻した。
しかし、ユーズドタイヤを使う#21 銘苅は#12 Stanleyの追撃に耐えきれず、2周目の最終コーナーでついに2位の座を#12 Stanleyに明けわたしてしまう。勢いに乗る#12 Stanleyは、今度は#86 福田との差を詰めていく。一方、3位の#21 銘苅は4番手を走る#11 Fukujiroに詰め寄られるが、後半はペースには上がり、ポジションを維持した。
終盤も#86 福田と#12 Stanleyのトップ争いが続いたが、落ち着いたドライビングを貫いた#86 福田が逃げ切りトップでゴール、第2戦優勝を果たした。2位でチェッカードフラッグを受けた#12 Stanleyは、コースアウト時の復帰に問題があったため30秒加算のペナルティが科されポジションダウン。最終的には#21 銘苅が2位、#11 Fukujiroが3位となった。
カップクラス カテゴリーⅡは、#50 須崎弘一郎が0.676秒の僅差で#31 小川勝人を抑え、2戦連続の優勝。また、オープンクラスの#13 テルオは第1レースよりもトータルタイムを約7秒縮めて完走を果たしている。
1周目しかチャンスはないと思っていましたが、運良くポールポジションの21号車が1コーナーで膨らみ、そのあと12号車がダンロップコーナーで飛び出してくれました。そこからは必死で逃げることしか考えていませんでした。このまま次戦も優勝を目指して頑張りたいと思います。
スタート直後の1コーナーで失敗し、2台に抜かれたのがいけなかった。その後もタイヤがゴミを拾いペースがなかなか上がらなかったり、周回遅れの車両に引っかかったりと辛い場面が続きました。それでも、なんとか後続の11号車に抜かれないよう集中し、より前に行くにはどうしたいいかを考えながらレースを続けました。悔しいという気持ちよりも、自分なりにやりきったという達成とともにレースを終えました。
事故もなく、なんとかゴールできたおかげで結果を残せましたが、もう少しペースを上げて走れるといいなぁと思っています。まだまだクルマに慣れていませんが、着実に学んでいるという実感はあります。次戦も安全に頑張ります。
スピンや事故もなく、楽しいレースができました。とりあえず完走できてよかった。周囲にクルマがいる状態で走れることができたおかげで、レースの雰囲気が味わえたというのもよかった点です。
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