当初は各車等間隔で走っていたが、ヘアピンの立ち上がりから徐々に#90 呉がペースを上げると、#1 KEN YAMAMOTO がすぐに反応し、2 台で3 位以下との差を開き始める。しかし2周目のダンロップ・コーナーの手前で#1 KEN YAMAMOTO の左リアからスモークが出始め緊急ピットイン。ファンベルトの破損により残念ながらそのままリタイアとなってしまった。 このトラブルでコース上に冷却水が撒かれたことで、直後の#9 小林がペースダウンを余儀なくされ、6 位を走る#44 HISATEA までの5 台による2 位争いが大接戦となる。そこで光る走りを見せたのが#84 Masa TAGA だ。4周目の100R で前を行く#76 高木の背後につきヘアピンでインを突いて3 位に上がると、7周目にも同じ戦法で#9 小林を攻略し2 位に浮上。 その後方では#15 神取彦一郎を先頭とする8 台による7 位争いも激化。コーナー毎に各車が仕掛けあうバトルが繰り広げられたのだが、7 周目のGRスープラコーナーでその中の1台がスピン。コース上に停止してしまったために8 周目からセーフティーカー(SC)が導入された。